boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

込み上げる怒りと悲しみ

バイクあるあるで「立ちゴケ」と言うのがある。

通称「外装慣らし」とも言うらしいがw、ほぼ全てのライダーが経験する最初の悲しい出来事で、今でこそ無くなったが当然私も経験者だ。

 

 

    

  

  笑い過ぎだwww

編集上手いしw 謎のなおりんの必須アイテムwww

 

つられて思いっきり笑ってしまった。ごめんなさい。

 

最初どうしようかと思ったけど方言似てるし親近感湧くし清々しいので貼っても良いかなと。

しかし逆にこれくらい笑ってもらった方が気が楽になるかも知れないなー。親友同士だからこそのやり取り、いやー微笑ましいですね。楽しいひと時をありがとうー。←笑い事じゃない?

 

 

実際は一人で立ちゴケなんてやらかした日にはこれ以上無いと言うほどの気分の落ち込みであっという間に奈落の底に突き落とされる。決して安い買い物ではないバイク、転倒させてしまえば確実にどこかにダメージを負う。これは買って来たばかりの新車を真横に倒されたとか、新築の家にダンプが突っ込んで来たのと同様の出来事だ。←いや、マジ

 

ところでこの悲しい「立ちゴケ」。

バイクに乗らない人が上の映像を見たらいとも簡単にコテって倒れる姿は「え?なんで?」と疑問に思うかも知れない。

 

映像の場合はハンドルを右に一杯に切ったままの状態で、そのまま更に切ろうとしたけど切れず、その時体重はすでに右側に移動しており、車体も傾けていたままバイクが止まってしまった瞬間に200キロ近くの重量が腕や足に襲いかかって来て支えられなくなった状態、積載も多いので尚更だ。

 

この軽くても「100キロを超える重さ」が異次元の世界で、普段、日常生活において重いものを持つ場面なんてせいぜいお米の20キロとかビールの箱買いで10数キロ。それがバイクを手にした瞬間に400ccクラスだと突然200キロ近くの重さと付き合う事になる。

また、そんな重量がどんな場合に襲ってくるか?と言うのは経験して行く中で覚えていく事になるのであっ!と思ったら時すでに遅しの悲しい結末に。

 

これは教習所時代にある程度教えても良いんじゃなかろうか?

 

バイクを起こす作業は一回はやるとは思うのだけど、あれは転倒防止にはなんの効力も発揮しない。乗車したままどのような場面で転倒するか?バイクを押して歩く時にはどんな注意が必要か?発進直後に気をつける事などもう少し詳しくやっても良いと思うけどなー。

 

倒さないように押して歩くこともやるとは思うけども「倒さないように」と「倒れる寸前の状態」とは随分異なる状況だ。

 

運転自体が両手、両足を屈指、そこにボディバランスや動力性能を考えたコントロール技術が入ってくる車より複雑な技能。ツーリング中に郊外で二輪事故多発の文字を見ると、普段の教習も大型並みに強化&大型は更に強化しても良いかもね。

 

バイクの事故は死に直結するしな。

 

幸い立ちゴケは大きな事故への可能性は低いけども誰しもが一度は通る試練の道、苦い経験。

 

皆ここを通って成長して行くのだ!