boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

「バンシー」シーズン1終了(少しネタバレ)

緊急事態宣言が解除となった当日の勤務は休業前のような展開でお客さんが朝から途切れず、2勤務連続で明るいうちに帰宅した。

大きな都市はまだ閑散としているけれども、三軒茶屋とか自由が丘とか学芸大付近の小さな街の繁華街は普通に賑わっていて活気を徐々に取り戻しつつある。乗ってくるお客さんは皆まずは後部座席の窓を全開、マスク着用で口数が少し増えて来ているのは気になる所ではあるのだけども、話の内容から家での予防策も完全に定着しているような雰囲気。気が緩む事での第二波への不安や他者への気遣いもあって、個人的にはこのまま持ち直して行くのでは?と感じた。

 

さて、amazonで見始めた「バンシー」のシーズン1が終了した。結局主だった登場人物はやはり最後まで

 

 

 

   全てクズでw
boulangeriemanna545.hatenablog.com

 

保安官になりすました主人公を含め、誰か一人くらいは何か訳ありで悪行をしているのかな?の期待も虚しくシーズン2に入っのだが、その1話では早々に証拠隠滅(なりすます為の)から始まる辺りはこれはもう完全に振り切っていて逆に清々しい。

 

物語は小さな街での出来事で、主人公は昔の盗人仲間の恋人とよりを戻したいだけの単なる私情で町の保安官になりすました。

そこに街の権力闘争が絡み→牛肉加工工場の利益の為なら手段を選ばない経営者VS土地の地主的な先住民の2代目

過去に身内を騙くらかした禍根が絡む。

裁判官や検察は買収されているのでwそこに立ち向かう唯一まともな若手町長や一部正義の警察官が登場するも、町長はシーズン最終話であっさり爆破され主役の刑務所時代の優しかった仲間は出所早々破滅ともう無茶苦茶。笑

なりすました主人公の保安官を信じる目の前の職務を全うする警察官3名のみが何も知らないまともな人っつーところがなんともね。

 

そんな小さな世界だけども、アジア系のゲイに黒人や先住民族、元恋人は東欧出身、アルビノの白人にアーミッシュという具合に登場人物がまさに人種の坩堝のアメリカのドラマ。その多様な人種同士の闘争は、それぞれの価値観や文化を一見認めつつも結局最後は自己保身&私利私欲。暴力や金と権力に走ってしまっい、近頃の米中の争いに香港の問題、国家破綻にロシアの石油利権、韓国で内輪揉めしている詐欺紛いの件や北朝鮮の嘘、与党&野党の批判合戦にそれを煽るメディアと最近のSNSによる事件が重なってちょっと考えてしまったところがほぼ悪人しか出ない「バンシー」の良いところ。

 

勤務中に街で見かけた他者に気遣う普通の住人が「バンシー」で言う警察官って感じだったな。

皆んながアーミッシュ的文化ならば平和なのか?

 

     うーむ🤔

 

 

 

 

ちなみにこのドラマを見て初めて警察官と保安官の違いを知りました。

 

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