個人的に日常の超定番メニューの一つとなっているトマトソースを使った料理。
基本のトマトソース↓
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若かりし頃とあるお店で働いていた時の先輩方が皆イタリアンのシェフで、まかないが毎回ほぼスパゲティであった事、作らされていた事、その際うんちくを良く聞かされた事などもあって大好物になってしまったスパゲティ。その後ピエトロに移った際もまかないは100%スパゲティになったのだけどwそれでも飽きる事は無かったな。また、自炊を始めて見て分かったのだけど、スパゲティは調理の手軽さに加えて取り敢えず何か食いたい時の欲求に迅速に対応してくれる所もポイントで、ちょっとした事で味変が可能な上に安価な食材が簡単にレストラン風となる所も良いところ。短所はあっという間に食してしまってまったり飲めない事(笑)だけど、そこは前菜やメインを別に作って置くなどして工夫する事も出来る。
と言うことで、今日は↓このシリーズのオイルサーディンがあったので利用。
どちらも肉のハナマサにて¥98程度なのでトマト缶と共に必ずストックしておく超便利食材。
これに解凍処理して保存していたシーフードミックスをプラスしてみた。
隣でパスタを茹でつつニンニクオイルでオイルサーディンを軽く炒めながらほぐす。香りが立ってきたら茹で汁を加えて塩胡椒で味を整え、少量の醤油などで味変orこのままでも十分に美味しいと思うのだけども←仕上げにネギや青シソで風味と彩りアップで完成
この時に解凍していたシーフードミックスを使い切りたくて(あ!そうだ!)加えると、前日にたまたま仕込んでいたトマトソースも追加したくなったと言う、自炊あるあるの急遽変更献立。オイルサーディンは上記缶の二分の一を使用、茹で汁レードル2杯(360cc)、トマトソースレードル1杯(180cc)、シーフードミックスは軽くひと握りで無事に完成したのがこちら。
味は一言で言うとペスカトーレとツナのパスタを同時に味わっている感じだけども、全体を支配しているのはしっかりとオイルサーディンで、定番のペスカトーレに必須のアンチョビと白ワインを入れなかったのが吉と出た。オイルサーディンを炒めるとツナをしっかりと炒めた時のような香ばしい味が強くなってそれがメインの風味となる。そこに適度にシーフードの風味が乗っかってトマトソースが全体の味をしっかりとまとめている。オイルサーディンでする意味ねぇ〜(笑)と一瞬思ったけども、ツナとはまた違ったクセの無いオイルサーディンの優しい風味が上品なお味になった要因か?シンプルな料理って色んな要素の絶妙なバランスだ。