boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

食育?

最近上の子が調理にハマり下の子は仕事に弁当を持参するようになった。一応料理人の端くれとしては何だか嬉しい限りで、食を楽しむ事が出来ればお金が有ろうが無かろうがそれなりに健康維持&暮らしが豊かになるのを体験したのでまずは一安心。そんな我が家のお子達はどんな食生活を送っていたのか?

 

 

恐らく参考にはなりません...

 

長男が生まれた時、元嫁は早々に「仕事はしない!」宣言をしました。それまでやっていたフレンチのシェフを卒業して子供が3歳になるまでは全力で愛情を注ぐ宣言をした訳です。なので料理は意地でもw手料理にこだわり離乳食時から可能な限り色んな食材を食べさせていた。冷蔵庫には炭酸飲料はじめジュース類は無し、スナック類も原則禁止、冷凍食品なんてもってのほか状態で、こうして育った子供は自立後にその反動か?好き放題→ジャンクフードにハマったりする訳だけども(笑)、プロ視点から見ても美味しい物の見極め(本物or偽物)は小さい頃から正確だったのは間違い無い。一方下の子が生まれた時はちょうど独立前後の激務で共働きスタート。あれだけこだわっていた手料理も外食が増える結果と変化したのはやむを得ない状況だった。ちなみに私は基本どんな状態でも文句は言いません。任せっきりです、はい。と言うか料理の美味しさを教えてくれた元嫁には本当に感謝&毎日感動していて、こいつと結婚しよう!と決めたのは福岡の志賀島で獲ってきたアサリづくしがテーブルに並んだ時だった。あ、話が逸れた。下の子が外食多めになったとは言え訪れるお店は自店のお客さん中心で、和食はこじんまりとしたカウンターの寿司&割烹店、イタリアンはバル的なお店、スペイン料理はまんまバル、フレンチは創作料理店、居酒屋は個人店の手作り料理と言った具合で、小さな子供連れでも顔見知りなので歓迎してもらえたのもあるし、お付き合いとは言えどのお店も本物だったので気兼ねなく訪問→小さな頃から家族で一番贅沢に美味い物を食べて育つ事になってしまいました。なんか書いていて腹たつな(笑)。家で飯食えば元フレンチシェフの手料理、外食行けばプロの料理、軽食&朝食は私が店レベルを供給。パンは勿論自店の物で冷凍庫に切らす事が無かった状態(店の余り物)だ。その結果、働き出した当初は激務の為ウーバーにハマってしまってちょっと高めの出前で金欠になる事もあったようだが、今になってコンビニ弁当に飽きてしまってようやく自炊をスタートしたのです。手作りの旨さが分かる&コンビニに飽きると言うのは身体が本物&安全を理解している証拠だ。

 

ちなみに月並みなお家でのルールは

 

・食べる時はテレビ禁止、コミュニュケーション重視(音楽は有り)

・感謝して食べ原則残さない

・クチャラー禁止

・洋食メニューは正式なテーブルマナーで

・和食メニューも基本マナーで 箸の持ち方、使い方、犬食い禁止...

・準備は全員で手分けして効率良く

・自分のお皿は自分で食洗機

・肘付き禁止

・姿勢良く

 

など、一見細かいとは思うけど強制するのではなく徐々に楽しく教えていきました。ただし、他所の家庭は違うかも?でも認めろよ又はスルー的な事は言って来たつもりではあるけども、身体に染みついた習慣は他所が違うとどうしても気になってしまうもの。今はその辺の心の持ちようが悩みかも知れない。

 

足立区より

今日はクリスマス、街はさぞかし賑やかだろう。正月はすぐそこ、あとは彼の国の春節だけが懸念材料だ→ゼロコロナ政策から一転もう自由にせー!!ってどうよ?(笑)

 

いや、全然笑い事じゃない