先日約2年ぶりのベビメタライブを大いに楽しんで来た。その2日目のライブ後に発表となった4月の追加公演に関しては、帰宅後は身体中が痛いしw+出費が嵩むわ+今月レッチリ、3月にはスティングのライブが控えているのでしばらくは行かないつもりでいた。
がっ!
やっぱり申し込んでしまう自分がいて(笑)
これは何と言うか、もう完全に病気か?(笑)となってしまうのだけども、だからと言って巷で言うアイドルなどの「推し」を激しく応援するそれとは違うのは自身でも良く分かっているつもりで、ならばこの状態をどう表現しよう?と思った時に、分かりやすく説明するならばタイトルにある通りディズニーランド(やUSJ)にリピートしたくなるあの感覚なのである。
今回の幕張でいつも通り斜め上を行く異様に壮大なステージ、新たな設定&最新技術の演出、NFT会員への登録等ここに来て更に進化し続けるベビメタを見ていて思い出したのが、今から25年ほど前に読んだ「ディズニ七つの法則」だ。まだスマホはおろか携帯電話もさほど普及していなかった時代の書物なので内容に古さはあるものの、開業以来リピーターを増やし続けているディズニーの戦略は今見ても素晴らしい物がある。
ディズニー七つの法則
(思い出して書いているのでこんな具合って程度の参考まで)
・顧客が比べる全ての会社が競争相手
お客さんは無意識に全ての会社と比較する。自社の事業内容や業態、規模に関わらず最善を尽くせ!
・ちょっした事が大きな差になる
小さな積み重ねが大切&見えない所が大事。細部にこだわる→パット見て分からない部分さえもこだわる→メリーゴーランドには23金使用(金箔)とか。
・全員がゴミを拾う
全ての人が語りかけ歩み寄る 困ったゲストを発見したら作業を止め助ける
・見えない所が大事
全ての物が語りかけ歩み寄る デザイン&装飾等こだわりや秘密が沢山!
・耳をつける
ゲスト(現場)の情報を全員で速やかに共有する仕組み作り 情報のアンテナを張る
・魔法をかけ続ける
スタッフを称えるシステムが整っている→スタッフが顧客に最善を尽くす
・誰もがキーパーソン
携わる全てのスタッフが平等かつ重要と言う考え方
ベビメタに関しては2回公演に向け毎回専用のステージを作っている噂があって、例えば東京ドームの天井に届きそうな巨大ステージ、武道館のバースデーケーキ型ステージ、そして今回のWステージなど毎回驚かされる。演出部分においても幕張やフォーラムでお目見えした超巨大スクリーン、また、レーザー光線がスクリーン当たって実際に文字が焼き付けられている様な斬新な演出が登場→その後の武道館ではレーザー光線の演出が超ド派手に進化などはほんの一例で、コロナ禍の終盤一早く武道館ライブを開催、今では普通になりつつある高性能(&高額w)配信ライブ、そして解禁当日に声出しライブを実施など、時代を一歩先読みした興行がことごとく成功、一部で批判のある高額チケットは毎回完売する結果に。異常なまでに細部にこだわった演出や出し惜しみする事なく毎回使用される最新技術や楽曲のクオリティを考えると、これら「ディズニー七つの法則」が確実に作用している(または意識している?)と勘ぐってしまいます。それにしてもチケットは
確かに高い(笑)
しかし行く度に必ず驚かされ感動する仕掛けが必ずあってラストはしっかり次に繋げる演出もある。これはサブスクの連ドラで定番の「クリフハンガー(プロット)」で
本当に巧みなのである(笑)
10年に渡るメタルレジスタンスは毎年成功を収め2年前に完結、ベビメタがハブとなりついにジャンルと言葉の壁を超えた。そして今年4月から「新しいメタル」への新章がスタートする。
実は毎回良く分かりません (笑)
これも魔法にかけられる独自演出の一つ、公式から詳しい説明は無くともファンの考察と実際のライブの成功でリアルタイムに綴っていく物語。常にリアルタイムで変化&進んで行く+結果を残すと言う意味においてはディズニーさえも真似出来ない領域か?
そしてたった今解禁された先日のライブ映像。当時は会場内をドローンが激しく飛び回っていたのだけども確実に反映されていて(作り込まれているのが良く分かる)加えてこのド迫力の映像でライブに行った人は購入必須のクオリティ。(ちなみに今回のライブは今月全国の映画館でライブビューイング有り←4千円越えっすよ)
この、商売上手め!(笑)
10年間徹底した秘密主義がもたらしたこれらの現象。4月もこの目で!!笑
「敵か味方か?」の説明で突如現れたメタバースに存在するもう一つのベビメタの登場
笑いや意外性もあるから尚更楽し。