気温がグンッ!と上昇した日曜日。先週の雪、あれは一体何だったのか?笑
そんな春の陽気に誘われて(ん?)、今日は早朝から大宮の一蘭にラーメンを食べに行くという訳の分からない食生活と行動で幕をあけた。
一蘭のラーメンは、発祥の地福岡でも賛否が分かれる独特の味。一蘭についてはこちらを↓
boulangeriemanna545.hatenablog.com
昔から博多のとんこつに慣れている人から言わせると「あれは博多ラーメンとは違う!!」ってなるのも分かるのだけど、ワタシの場合は上記理由で思い出の味でもある。また、グルタミン酸満載のあの味は定期的に無性に食べたくなるのもあり、2人揃って禁断症状が出ていた事も重なって(笑)本日ようやく食す事が出来た。
さて、ここ数日フォカッチャの製造が続いたのだけど、過去記事でフォカッチャ関連を探すとどうにも内容がとっ散らかっていて分かりにくい事に気付いた。
フォカッチャの基本情報はこちら↓
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こちらにも書いたように、イタリアなんて行った事ないのであくまで想像の範囲での試行錯誤。ただし、福岡にあるイタリアパン専門店に約ひと月入り浸って現地(イタリア)の情報も色々と収集しつつの試行錯誤(元部下のお店)。その上で完成した本場に近い味を再現したお店用のレシピをお家用に改良しているのが記事のレシピ。お財布にも優しいレシピに改変しております。しかし!毎度思いつきとその時ある材料で作ってしまっていて基本レシピが不明瞭、なのでここに基本のレシピを改めて載せておこうかと。
フォカッチャ
・フランスパン専用粉 300g 100%
・塩 6g 2%
・ドライイースト 3g 1%
・砂糖 9g 3%
・オリーブオイル 15g 5%
・吸水 174g〜180g 58%〜60%
※ドライイーストはあらかじめ仕込み水の一部(ぬるま湯50g程度)に溶かしておきます
仕込み
フードプロセッサーでまとめた後、生地を取り出してまな板に10回ほど叩きつけて丸めるだけ。
捏ねあげ温度 夏場27℃ 冬場30℃
一次発酵 60分
ベンチタイム 20分
最終発酵 60分
※発酵は35℃のオーブンにて
(オーブンに発酵機能が無い場合は、生地の捏ねあげ温度が下がらないよう室温を管理しなければいけません)
また、捏ねあげ温度が不足した場合は、1℃低かったら発酵時間を10分延長、1℃高かったら10分短縮が目安。ただし室温条件にもよるのであくまで目安。
備考
型の寸法は外径20センチ×20センチ、深さ5センチ
手で適当に広げて発酵後は
これをする事で生地内部の膨張する圧力が分散されて形が整う+焼成後切り分けやすくなります。(本場はこの穴にグリーンまたはブラックオリーブを入れる)
この型に対して粉300g分全量を入れるとクラム(中身)が多く目の詰まった感じに仕上がり
最終発酵後、オリーブオイルを塗って220℃約15分焼成。
200g分で作ると薄く目の荒い感じに仕上がり口当たりも軽くなる。サンドにする場合や食事用として食べる時は下の方が美味しいと思います(好みですが)。本来プロ用レシピに砂糖は無し、または入っても2%程度。砂糖を入れる事で発酵を安定させて翌日食べても硬くなりにくい仕様に。また、オリーブオイルも本来は25%以上入れるのだけど、家では5%程度+焼成前に塗るだけで十分美味しいと思います。
大量生産の袋詰めパンとは雲泥の差となる口溶けの良さ&ソフトタイプのパンだけど食事シーンを選ばないオールラウンダー、是非お試しを。
朝からラーメンはないだろ!と思う方はこちら↓↓↓🙇