スピードスケート女子1,000mで高木選手が金メダルを獲った。5種目出場して4つの種目でのメダル獲得の偉業。まさに鉄人&前人未踏の記録と言って良いだろう。一方で、個人的に好きな小平選手、500mも1,000mも金有力候補だったのだけども、高木選手のあまりにも偉業の結果の裏に隠れてしまってちょっと残念となってしまった。だが、しかし!!!結果はどうであれどちらも最後はしっかりと有終の美を飾った。どちらも最後まで物事をきちんとやり通した。
スノボの岩渕選手は手を負傷しても尚史上初の高難易度の大技に挑み羽生選手もまた然り、小平選手も1ヶ月前に負傷していたとの事だった。国を背負って出場していて何らかの原因で負傷、この状況で限界を超え力を出し切って競技を終える事が出来る人間が他にどれほどいるのだろう?これまで数年間支えてくれたスポンサーやら後援会やら地元の人々、更には国中の人の応援や期待を一身に背負って満身創痍で迎える五輪、競技は全世界に放映される。この状況で果たしてどれほどの人間が平静を装って記憶に残る演技&入賞圏内に入る競技が出来るのか?
ほとんどの人がまず逃げ出したくなるのでは無いでしょうかね
けれども各選手は逃げも隠れも言い訳もせずにきちんと最後までやり切った。どの選手もきちんと成果を上げた。フランスのスノボの選手は虎のコスプレにて有終の美を飾った。怪我が酷くジャンプで魅せるのは諦めて潔く彼女なりに成果を上げた。やり方は色々とあるけども、どの選手も最後まできちんと責任を果たした。
コレが凄いと思うのです。←語彙w
私の場合の成果は成れの果て=落ちぶれた結果(笑)だけどもそれでも後始末は誰にも頼らず一人できちんとやり切った。
色んな成果があるもんだなと。←いつもの薄い着地
小平選手は絶望的な状況でも最後は笑顔で支えてきた人達に感謝の気持ちを込めて滑ったと言っていた。前に進むために自分なりの答えを見つけてやり遂げた。本人は成し遂げる事は出来なかったと言っていたけども、いやいやしっかりと成し遂げていましたよ!と。走り終えた後、胸の前でポンポンと手を叩いて表情が和らいでいたのを見てそう感じました。
いやー、スポーツってやはり素晴らしいな。
少しづつ進めるお部屋改造計画。締めに入ってからは慎重に進めます。