boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

続・蒸留酒

若干二十歳の頃にバイト先でたまたま出会った高級なお酒。蒸留酒と言えば、その頃は既にAさんからは芋焼酎さつま白波ストーンズ好きのバンドマンBさんからはジャックダニエル+ワイルドターキーを有無を言わさず毎回しこたま飲まされていた中での出来事。なので当時二桁万円はする銘柄のヘネシーとの出会いは今でも鮮明な記憶となって残っている。その後は若さ故の「酒であれば何でも飲んでいた」のだけども、この最初の出会いがあるからこそ後に「発酵と熟成」の世界にのめり込んだ気がせんでも無い。ブログって、こうして改めて記憶を辿ると新たな発見もあるから面白い。

 

時は流れパン屋として独立。引っ越し先でたまたま知り合った近所の有名老舗酒屋さんとの出会いが、パン屋+酒+音楽+何か?と言った具合に、ここから異業種とのコラボに拍車をかける事になる。酒のうんちくに関しては各々調べれば分かるのであえてここでは書きませんが、音楽のJAZZの世界や地元で活躍するマイナーであるけど超一流のミュージシャン、お酒の奥深いワインやシングルモルトと言った一見敷居の高い世界を、「パン屋」と言うフィルターを通す事によってもっと身近に気軽に楽しんでもらえるのでは?→やがて自店で多種多様なイベントを行なって格安でも極上の世界を楽しんでもらう事は可能!な事を知ってもらってもっと人生を豊かに!と言うのが独立後半の目標になった。酒の世界は上を目指すとキリが無く(数千万の酒とかw)だが一方で高くとも2千円未満でも十分に楽しめる(パンがあればもっと安くする事も可能だ!)。超富裕層の皆様は際限なく楽しめば良いのですが、厳選した美味くて安い酒+旨いパンの組み合わせでも富裕層並みの楽しみは十分可能と言う訳。

 

酒屋さんと出会ってからは酒に関するイベントに積極的に参加&主催&サポートの日々。それが地域活性に繋がる事であれば時間と費用を惜しまず参戦。こうしてお酒の知識&楽しみが増えて行来ました。

   ↑ここまで前置き(笑)

 

蒸留酒

酵母によるアルコール発酵で作り出される醸造酒アルコール度数は16%~20%が限界であり、これ以上の濃度では酵母自身が死滅してしまう。そのためこれ以上度数を上げるにはエタノールの濃縮が必要になるが、1気圧におけるエタノール沸点は約78.325、水の沸点は約100℃と差があるので、単純に加熱濃縮した場合はエタノールの方が気化しやすく、逆に度数が下がってしまう。そこで蒸発したエタノールの方を集めて濃縮する蒸留を行う必要がある。

醸造酒を蒸留器で加熱すると、沸点の低いエタノールが水よりも盛んに気化してくる。この蒸気を集めて冷却することで液体に戻すと、元の醸造酒よりもエタノールが濃縮されているため、アルコール度数の高い酒になる。これが蒸留酒であり、気化せずに残った液体は蒸留残液と呼ばれる。Wikiより

 

蒸留酒の種類

誰でも聞いた事のあるメジャーなものはウイスキーウォッカ、ジン、テキーラ、ブランデー、コニャック、ラム酒、キルシュ。日本代表は泡盛、焼酎。尚、近年は日本のウイスキーが注目を集めている模様。

入手困難なこれを3本も..

それぞれ何が違うか一言で言うと原料。ただし、蒸留の仕方や酒を寝かせる樽の種類、何をどうブレンドするか?などによって更に細分化するので詳しくはこちらを(ウイスキー限定の説明ですが)。

今日はラフロイグと迷ってタリスカー

ミニボトルと言うオチw

 

多分続く...