boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

唯一の例外がいます ※井上戦のネタバレあります

目を痛めて一回減った勤務。ところが、この所の空車不足状態&値上げにて何とか取り戻す目処が立ってきた。おかげで次のラスト勤務で予算達成に必要な売上はいつもの平日の売上。よほどの事が無い限り達成出来るだろうと安堵して帰路にハナマサに寄って帰った。目的は昨日から食べたくなっていたキッシュで使うほうれん草とチーズ、卵の入手。翌日の歴史的偉業達成を堪能するために安白ワインをちびちび飲みながら終日引き篭もる為に必要なメニューだ。

boulangeriemanna545.hatenablog.com

 

 

ですが

 

ほうれん草と思って手に取った野菜は小松菜、卵は温泉卵だった。いやいやいやいや...

ほうれん草は確かに¥98円の値札のところから、卵は数種の生卵の中から唯一残っていた6個入りをパッと掴んだのだけどこんなミスは初めてで笑った。これは間違ったヤツが間違った場所に戻したんだな、きっと。クソっ 結局、翌朝ドラッグストア行きとなってしまった。

 

さて、本日の井上尚弥選手の4団体統一戦。先週のうちにdTV?には加入を済ませていて準備万端。放映開始のジャスト14:30から視聴を開始した。

 

ちょっと気になったのは那須川天心選手よりひと足先にボクシングに転校している元K-1ファイターである武居選手の試合。ここまで5戦5勝ですでにOPB東洋太平洋スーパーバンタム級の王者となっている。今回は防衛戦に挑んだ訳だけども、アウトボクシングの武居選手に対してガッチリガードを固めてまずは距離を縮めてから徹底的に接近戦を仕掛けて来た挑戦者に大苦戦。結果、逃げ回ってたまに打つパンチVS亀ガードで接近する挑戦者の図式が最後まで続いてしまって、おまけにラストは相手の出血による試合続行不可能=TKO勝ちと、観ていて非常につまらない試合になってしまった。一応書いておくと観ていてつまらない試合というのと技術レベルは無関係。カウンターが得意な選手同士が戦うと井上選手と最高の激闘を演じたあのドネアさえもこんな展開になる事もある。(晩年のリゴンドーは守り過ぎとも言われているけど)

井上選手がWBSSにて2Rで倒した当時無敗だったロドリゲスと井上選手の今回の対戦相手であるバトラーの一戦。卓越したパンチスピード、カウンター技術を持っていても、トータルバランスの良い選手がガッチリ守りに入ってしまうと、たまに良いパンチは当たってもKOとはならず試合もダラダラと12Rまで間伸びする。←これが普通一般的かと

サッカーにしても野球にしても格闘技にしてもこう言った事は例外なく起こり得る現象で、本日行われる歴史的試合ももしかして...

 

 

 

いや、やはり期待を裏切らなかった井上尚弥選手(ちょっとこの人おかしい)

 

まずは4団体統一おめでとうー!!

 

それにしても今日の試合。1Rから相手の攻撃を見切った井上選手はラウンド毎に多彩な攻撃&変化を仕掛けさながら技の品評会。それでも頑なにガードを固め消極的なバトラーに対しては何度もノーガードにて挑発する場面もあったのだが←これも多彩w

これは相手があまりにも何もして来ないので仕方なし。ならば!とガードの上からのパワー攻撃も非常にエキサイティングなもので、守っては至近距離&ノーステップで相手の攻撃を外しまくる。いつKO出来るか?&いつまでこの華麗な攻守を見ていられるか?と言う非常に贅沢な内容であった。消極的な相手の試合でもとにかく魅せる井上選手。圧倒的な技術の差が成せるところではあるのだけども言うても相手も世界チャンピオン。それでこの内容って事は井上選手がまったくの別次元に到達している事が良くわかる試合だった。一つの試合でこれまでの井上選手の試合を凝縮したような試合、いやーお見事でした。

 

定番のほうれん草とベーコンのキッシュ

旨すぎる!!

 

小松菜は炒め物に

にんにくと中華出汁で仕上げる炒め物。簡単旨い。