日本人を持ち上げる番組で 笑!
宮大工さんの技術を外国人が見学すると言うのをやっていた。
数百年前から続く伝統技法を後世に引き継ぐ。
昔の建築物を解体して、新たな技法を発見し、現代に蘇らせる。
現代はとても便利で、文書や写真、本人の会話やその時の様子なんかも簡単に動画として残す事が出来る。
大昔は人から人へ。
先人達の知恵や、新たな技術、技法が出来上がった背景はとても興味深い。^_^
現代では、そのような技術を、最新のテクノロジーを使って、効率的に行い、量産可能とする。
番組内で外国人は、それは機械でやってしまえば?
と、78歳の職人に質問する。←身も蓋もない笑!
宮大工は、機械が無い当時の工法を若い人にも見せて後に残す、と答えていた。
いや、今は機械で出来るんだから、別に良いじゃん!←身も蓋もない 笑!!
製パン時、技術を伝え、感性を育てようとして、幾度となく味わった、この手の質問と、そんな表情をする若者達。笑!!
今は便利なんだから、わざわざ苦労して遠回りすんなよ的な困った顔。笑!!!
でもね、まず第一に、事の発端を知る事は、次なる発想の源となる。
その時の背景や状況で生まれた経緯を知る事で、その技術の真意も得る。
加えて、人間の感覚は、案外正確なのだよ?と分かる。
例えば、建築で言えば、水平や直角を出す作業と言うのは、色んな場面で必要みたいなんだが、今はレーザー付きの装置で簡単に出来る。
昔の大工の補助的な仕事をしていた頃、糸の先についた重りと、人の目から見た感覚で、寸分違わず距離や直線を引き、水平を導き出していた事を思い出す。
パン生地は、捏ね上がりの時の生地の温度がレシピ毎に決まっていて、最適温度にする為には、仕込む際の水の温度で調整する。
誤差、プラスマイナス0.5度が命取り。😅
このパンを仕込む時の水温なんかも、記録を繰り返し、肌で室温、気温を感じ取って、粉の温度を手で確認すれば、瞬時に分かる。
工房内の、あらゆる条件をいつの間にか感じ取って、それらも加味して修正をかける。
今は簡単な計算式でこの温度を出す事は可能なんだけども、環境や条件が変わるとなかなか応用する事が難しい。😓
長い年月を要して、地味な作業の結果、身体に染み込む感覚。
人間の感覚は案外正確。これを体感すると共に、一度染み付いた感覚は、2度と無くならないし、あらゆる環境で応用が効くことも体感する。
技術を伝承するにあたって、感覚、感性も研ぎ澄ます。
肉体労働派は、とても効率が悪い。←そこ?
笑!!!!!!!!!!!!!!!
手抜きあんかけ天津丼。
濃すぎたな。😅
学習した!笑!